概要
秘書検定とは
文部科学省後援「秘書技能検定試験」は、秘書を目指すためだけの資格ではなく、社会人としての良識やマナーの基本が身に付いていることを証明する資格です。就職・転職活動に欠かせない資格として安定した高い人気があり、企業で取り組む例も増えています。
検定試験で問われる内容には、正しい敬語の使い方やビジネスマナー、態度や物腰、立ち居振る舞いなどが含まれており、日常でも活かせる内容として幅広い世代の方が受験しています。
年間受験者は約15万人で、これまでに800万人を超える方が受験しています。

こんな方におすすめ!
出題領域
筆記試験の出題領域は、以下の5領域に分かれています。
「理論編」
-
- 必要とされる資質
- 秘書の仕事は上司の仕事の補佐です。上司の仕事を理解し、気配りと臨機応変な対応能力が問われます。
-
- 職務知識
- 上司の仕事に専念してもらうために、上司の仕事をどのように補佐するかなど、秘書特有の仕事の仕方について問われます。
-
- 一般知識
- ビジネスの場で使用される経済用語・時事用語など社会常識的な言葉を問われます。
「実技編」
-
- マナー・接遇
- マナーは対人関係では欠かすことのできないものです。対人関係の基本となる言葉遣い、来客応対、交際業務、慶弔のしきたりなどについて問われます。
-
- 技能
- ビジネスの場で必要な、文書作成、ファイリング、スケジュール管理、事務用品、オフィスの環境整備などについて、常識的なことが問われます。
合格基準
筆記試験は1級~3級とも「理論」と「実技」に区分され、それぞれの得点が60%以上のとき合格になります。
理論領域が満点でも実技領域の得点が60%未満では合格になりません。
また、準1級と1級は筆記試験に合格すると面接試験もあります。
-
- 必要とされる資質
-
- 職務知識
-
- 一般知識
「理論編」
60%以上
-
- マナー・接遇
-
- 技能
「実技編」
60%以上
合格!